2016-07-29 雑記_影 願わくば あの音のなかで あなたともう一度出会いたい。 あぶくのような思考がはじけて消える。 色あせる音と色とかおりの中 言葉だけは確かに残る。 出会い言葉を交わしてきた たくさんの人の影が浮かんでは消える。 多くを知り すべてを懐かしみながら 私はたしかに終わりへと近づいてゆく。 それが少しさびしく 悲しいぐらい、いとしいのだ。