2016-07-29 雑記_me_1 透明な水色の香はどこまでもすきとおる。 わたしはスミレ色のよう。 貝の血液はうつくしく首もとをかざる。 よくしゃべる沈黙と 掬い取れそうな陽光のひと粒ひと粒。 反射する琥珀の檸檬色。 ミントのような風。 永遠に続きそうな高速。 螺旋階段のように続く思考は 仮面のこころにふれる。 漆黒のひとみはどこまでも深く、 しじまの声は笑うような 明日へつづく涙の跡が。